がんを告知された方へ

現状を把握して今後の治療方針を決める

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当クリニックでは、免疫細胞療法を中心としたがん治療を行っています。この治療法は、正常な細胞に殆どダメージを与えず、副作用も少なく、現在一般的に行われている抗がん剤、放射線、分子標的薬治療などと両立させることで、より高い治療結果を達成することを目標としています。

がんに限らず、すべての病気の治療において、まずは医師と患者さまとの信頼関係がなければ良い結果は期待できません。当クリニックでは、患者さまやご家族とじっくりお話をした上で、その方に合った治療計画をご提案します。安心してご納得の上で、治療を受けていただくことを心がけております。
是非一度ご相談ください。当クリニックでは、闘病生活に役立つ多くの情報を提供してまいります。どうぞ、ご活用ください。

がん告知を受けた時に慌てないために

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がんの告知を受けた方から、「頭の中が真っ白になり何も考えられなかった」という声をよく聞きます。生死を左右する重大な問題なだけに、慌ててしまうのも無理がありません。

がんの告知時において大切なことは、”医師の言葉を冷静に受け止め、病状をできるだけきちんと把握し、提示される治療方針に耳を傾けること”です。

医師の話を落ち着いて聞き、不安なことや疑問があれば、出来るだけ不要な遠慮をせずに積極的に質問しましょう。医師の説明が難しければ、理解できるまで、何度でも説明を求めてください。これからがんとの長い戦いが始まるのですから、遠慮は禁物です。患者さまご自身がご納得できる治療法を選択していただきたいと思います。

新しいがん治療法=標準治療+免疫療法

新しい治療

免疫療法は、本来人間の体にある”がん”に対する自然治癒力を高めて、がん細胞を攻撃する治療です。
ほぼ100年も前から始められ、現在もがんに対する中心的治療法である抗がん剤治療、近年になって益々に研究開発が進み、がん治療現場に登場して来る分子標的薬治療、そして放射線治療などと組み合わせることで治療効果をより高く発揮することが期待できます。
因みに、抗がん剤治療はがん細胞が分裂、増殖するのを妨害する形で攻撃する故、がんと同じく活発に分裂、増殖する赤血球、白血球、そして血小板などへ損傷を与えることが避けられません。特に白血球はリンパ球を始めとする計9種類の細胞にて感染症、がんから体を守っており、即ち、抗がん剤治療は患者さんにとっては諸刃の剣とも言えます。

例えば、抗がん剤治療中に併せての免疫細胞療法は、低下する免疫力を補充する意味でも大いに治療的意味合いがあります。
患者さまの状況を見極めた上で、標準治療と免疫療法のそれぞれの利点を理解し、適切にバランス良く組み合わせて治療を進めます。
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初期治療後は、がんの再発、転移を予防する

がんを告知された方へ

外科手術では目に見えるがん組織を取り除きます。しかし、目に見えないがん細胞までは取り除くことができません。もし体内にがん細胞が残っていると、”がん”が再び成長したり、がん細胞の一部が血液やリンパ液と一緒に全身に流れていきます。肺、肝臓や骨などの他の他臓器にたどり着いたがん細胞は、そこで周囲に遠慮なく増殖を始めます。これが再発・転移の仕組みです。
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治療相談について

当クリニックは、患者さまの主治医の治療方針および治療計画を十分に理解させていただいた上で、がん治療の一部を担わせていただこうと考えております。

治療相談時に、免疫療法に関する具体的なプランをご提案させていただくにあたって、まず患者さまの病状をできる限り正確に把握した上で、がん免疫学の視点から期待される効果と限界を含めてご説明し、患者さまにご判断いただくよう心がけております。

また、患者さまに標準治療を行っている主治医とできる限り連携を取りながら治療を進めていくことが望まれます。まずは主治医とよく相談されてから、可能な範囲で治療相談時に情報をご用意いただけるようお願いいたします。
※主治医には話しづらいことがありましたら、遠慮せずに当クリニックへご相談ください。
※資料の準備ができない場合でも、治療相談は可能です。

初診・治療相談時にご用意いただきたいもの

【1】紹介状(診療情報提供書)
患者さまの主治医に書いていただくよう依頼してください

【2】画像データ
レントゲン、CT、MRI、PETなどを主治医からお借りください。必ずしも原本である必要はありません。
※必要なものはコピーさせていただくことがあります。

【3】血液データ
血算、生化学、凝固、感染症、腫瘍マーカーなど、できれば最新のものをご用意ください。

【4】病理検査の診断結果報告書
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【5】問診票
問診票をダウンロードしていただき、各質問事項を記入し、治療相談時にご提出していただきます。

問診票ダウンロード