院長あいさつ・経歴
はじめまして。神戸ハーバーランド免疫療法クリニック院長の横川 潔です。
がん治療は、発症する部位やがん種類によってさまざまな治療方法があります。更には、病態、病状は常に変化するものであり、特に悪い方向へ進みだすとその変化がスピードアップする傾向にあり、その際に患者さま、特にご家族の皆様は少なからずその対応に苦慮される場合が多く、時を得、病態にマッチした治療を受けるためにも、専門家の細やかなサポートが不可欠となります。
当クリニックは、お一人おひとりに合ったがん治療を実現することを目的として開院いたしました。即ち、患者さまとの少しでも長いお付き合いを目指し、特に会話をおろそかにしない診療を心がけていきます。無論、優れた医療を患者様へ提供するには医者の幅広く、的確な知識が不可欠ですが、それ以上に医者の人間性が重要です。
教科書的な対応では、がん患者さまへの真のケアはできません。現に医者の心ないひと言に傷つき悲しむ患者さまも少なくないのです。当クリニックでは、がん患者さまと相対するにあたり、節度をわきまえつつも「医者と患者」という枠を越えた、心のこもったお付き合いをしていきたいと思っています。
主治医との連携
私たち人間の体には、生まれつき備わっている免疫があります。体内に風邪や伝染病などをもたらす病原体が侵入してきても、免疫がそれらを攻撃して、病気の発症を未然に防いでくれるのです。
当クリニックで行っている免疫療法は、私たち人間が持っている免疫の働きを応用して開発された、新しいがん免疫療法です。自らの細胞を活用した”免疫療法”は免疫の力ががん細胞だけに作用するので、患者さまの体への負担が少なくて済みます。単独での治療も可能ですが、最近では標準治療との併用が増えてきました。従って、標準治療との組み合わせ治療を成功させるには、患者さまと標準治療を行っている主治医、そして当クリニックの医師たちとの連携が大切です。当クリニックでは、主治医との連携にも力を入れています。もし主治医には話しづらいことがありましたら、遠慮せずにぜひご相談ください。
“がん”になったとき、真っ先に相談できるクリニック
がんの告知を受けた時、誰しも目の前が真っ暗になり、絶望の淵に立たされた感覚に陥ると思います。がんの発症は、患者さまのみならずご家族にとってもショッキングな出来事であり、生きる希望や勇気さえも奪いとってしまう、恐ろしい出来事といえるかもしれません。
しかし、決して悲観することばかりではありません。最近では、がん治療の研究開発が進み、多くの有効な治療方法が新たに確立され、がん診断後の生存率が飛躍的に伸びてきました。どうぞ、希望を捨てずに、がんと闘って欲しいと思います。
当クリニックで行っている免疫療法も近年新たに開発されたがん治療法のひとつです。当クリニックは、がんを治療するということを第一の目的としていますが、それ以前として患者さまが生きる希望と勇気を取り戻せるようなクリニックでありたいと思っています。
万が一、「がん」と告知された時に、「真っ先に相談に行きたい」と思っていただける、そんなクリニックを目指しています。
院長の経歴
- 1978年3月
- 大阪大学医学部医学科 卒業
- 同年 6月
- 大阪府立成人病センター 麻酔科医員
- 1980年2月
- 市立堺市民病院 泌尿器科医員
- 1982年6月
- 星ヶ丘厚生年金病院 泌尿器科医員
- 1983年6月
- 大阪大学医学部附属病院 泌尿器科医員
- 1987年
- 大阪大学医学博士号 授受
- 1989年
- 大阪大学医学部附属病院 泌尿器科助手
- 1993年7月
- 株式会社サンド薬品(現ノバルティスファーマ(株))入社
- 1996年8月
- Texas Oncology – Dallas, Texas
- 1997年1月
- Takeda Chemical Industry – Princeton, New Jersey
- 同年 4月
- 武田薬品工業株式会社 入社
- -1998年10月
- 医薬開発本部 癌、泌尿器科、感染症領域 部長
- -2002年 7月
- 医薬研究本部 リサーチフェロー
- 2003年 9月
- 医療法人社団 滉志会 瀬田クリニック大阪 入職
- -2004年 2月
- 株式会社メディネット 入社
- -2004年12月
- 研究開発担当 取締役 CSO
- -2007年 4月
- 代表取締役 COO
- 2010年3月
- 医療法人社団 医創会 セレンクリニック神戸 院長就任
- -2010年11月
- 医療法人社団 医創会 総院長就任
- -2012年3月
- 医療法人社団 医創会 退任
- 2012年4月
- 神戸ハーバーランド免疫療法クリニック 開院